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つしまメンタルクリニックの特色 about Tsushima Mental Clinic

♪♪当院では、各種精神療法に力を入れています

当院の特色は、一般的精神科診察および投薬に加えて、専門的訓練を受けた精神科医および臨床心理士による精神療法
(いわゆるカウンセリング。別途予約料がかかります)を提供できるということです。
しっかりとした治療構造のもとで、人と人との心のかかわり合いを通して安心感をはぐくみ、心の成長を促進いたします。

なお、全ての精神療法において、治療者は患者さんの話を共感的に聞き、心地よい感情のみではなく怒りなどの表現しづらい感情についても肯定的に受けとめます。
そうしてこれまでは表現することを許されなかったために心や身体のどこかに閉じ込められ症状として現れていた感情体験を、一緒に体験し、理解し、受容し、
解決へと向けていきます。

♪♪力動的個人精神療法

治療者との対話を通して、患者さんの症状行動の根底にある心理的葛藤を解き明かし、
自らの心についての理解を深めることにより、患者さんご自身が自らの意思で人生を選択し、
より快適で適応的な生活を送れるようになるまで長期的に援助いたします。

♪♪遊戯療法・育児相談

幼児~小学校低学年が対象です。 子どもは困っていることを言葉で上手に話すことができませんが、遊びを通じてならば表現することができます。
遊びを通じて子どもの心理的なつまずきを理解し、適切な枠組みと共感的かかわりを通して心の成長を促進します。

※遊戯療法には必ず親御さんの育児相談を併用し、親と治療者がよいチームを組んで子どもの成長を促進します。

♪♪対人関係療法

うつ病やトラウマ(心の傷つき)、摂食障害などの方に有効な短期精神療法です。
対人関係上の「役割の変化」、「役割期待のずれ」など、発症のきっかけとなった対人関係の問題を集中的にみていきます。
そうして現実の対人関係を、より適応的なものへ変化・成長させられるよう、患者さんのペースを大切にしながら
共にとりくんでいきます。
※摂食障害の患者さんについては、体重30kg以上あることが条件です。

♪♪TFT(思考場療法)

ロジャー・キャラハン博士が生み出した脳科学と東洋の「つぼ(経絡)」の原理などを統合させた治療法で、
様々な症状に対してエビデンスが認められています。
苦痛な体験に思考をチューニングさせ、つぼを叩くなどの短い手順(セルフケア)で苦痛な感情を和らげることができ、
トラウマ感情や恐怖症、パニック障害などの不安障害、痛みや抗がん剤治療後の苦痛などに非常に効果的です。
副作用もなく安全ですので、妊娠中や授乳中など薬を使いたくない方にはとても重宝な治療法と言えます。
また、患者さん個々人に合ったレシピを提供し、日々のセルフケアに役立てていただくこともできます。
不眠の軽減にも役立てることができ、睡眠薬なしで眠りたい方にも最適な治療法と言えます。
TFTを行うスタッフは全員、セラピストとしての資格を持っていますのでご安心ください。

♪♪BSP(ブレインスポッティング)

2003年、米国のデイビッド・グラント博士が発見したトラウマ療法で、
視線を一点に定めることで大脳辺縁系にとじこめられているトラウマ記憶にアクセスし、
その体験を再現し完遂することでトラウマ体験を処理するという、大変精巧な治療法です。
未だ新しい治療法ですが、世界40か国以上ですでに行われ、効果が認められつつあります。
身体感覚を重視し、あまり言葉を用いない治療法ですが、1回のセラピーでしっかりトラウマを処理できるのが特徴です。
BSPを行うスタッフは全員、セラピストとしての訓練を十分に受けていますのでご安心ください。

♪♪治療を行うにあたって

・・・一人でも自分の心を理解し、気にかけてくれて、可能性を信じてくれる人がいれば、
人は自信を持って生きることができるし、自分自身の問題と向き合い解決していくこともできる
・・・私たちは、そう考えています。
そして院長をはじめスタッフ全員が、患者さんにとってそういう存在でいられるよう心がけ、
努力を重ねております。